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プロ野球のオープン戦が22日から始まります。3月23日まで計102試合を予定し、セ・パ同時開幕となる同28日までチーム内の競争が続きます。キャンプ、練習試合と密着取材を続けてきた各球団の担当記者が、投打の注目選手を挙げました。広島編です。
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■投手 佐藤柳之介投手(22=富士大)
左腕の出どころが見えづらく、回転数の高い直球は球速以上の切れを感じさせる。カーブやカットボール、スプリットも効果的。19日ロッテ戦では2回1安打無失点。ドラ2左腕が開幕ローテ入りへのアピールを続ける。
<1>東陵-富士大<2>24年ドラフト2位<3>1200万円
■野手 内田湘大内野手(20)
2年連続カブス鈴木との1月の合同自主トレで、課題だったタイミングの取り方が改善された。もともとスイングスピードが速かったパワーをよりバットに伝えられるようになった。1軍通算1試合出場も、結果を残し続ければ、開幕1軍も見えてくる。
<1>利根商<2>22年ドラフト2位<3>600万円
※注<1>出身<2>ドラフト順位<3>今季推定年俸