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プロ野球のオープン戦が22日から始まります。3月23日まで計102試合を予定し、セ・パ同時開幕となる同28日までチーム内の競争が続きます。キャンプ、練習試合と密着取材を続けてきた各球団の担当記者が、投打の注目選手を挙げました。阪神編です。
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■投手 門別啓人(20)
初実戦の8日紅白戦、初対外試合の15日楽天戦で2度の「開幕投手」に指名された次世代のエース候補。ともに2回無失点の快投を見せた。先発のライバル候補は多いが、岡田前監督の期待も大きかった高卒3年目が開幕ローテ入りへアピールを続ける。
<1>東海大札幌<2>22年ドラフト2位<3>870万円
■野手 ラモン・ヘルナンデス内野手(28=メキシカンリーグ)
内外野を守れ、チーム内の競争を激化させる新外国人。パンチ力を秘める打撃に、強肩を生かした守備は魅力的。愛称「モーチョ」も定着しつつある真面目な新助っ人。激しいレギュラー争いの中で、ポジションにも定着できるか。
<1>ダイヤモンドバンク2A-米独立リーグ-メキシカンリーグ<3>4700万円
※注…<1>出身<2>ドラフト順位<3>今季推定年俸