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富士大・角田楓斗、エースの誓い「ああなりたい」先輩・広島ドラ2佐藤柳之介超えで全国制覇だ


北東北大学野球リーグの富士大学は、今年度チーム力を高めるために最多の66名の新入部員を迎えました。主将の松坂映杜内野手を中心に「常勝軍団」を目指し、新エース候補の角田楓斗投手が先輩たち以上の成果を追求します。角田は昨年、青森中央学院大戦で7回無失点、神宮大会の創価大戦でも優れた投球を見せ、成長していますが、さらに飛躍を誓っています。目標は広島で活躍する佐藤柳之介選手のように、先発完投でチームを全国優勝に導くことです。

全国制覇を誓った富士大・角田(撮影・木村有優)

<富士大強さの秘密に迫る>

昨秋ドラフト会議で育成含め6人が指名を受けた、北東北大学野球リーグの富士大(岩手)の今季は「チーム力」がカギとなる。本年度は過去最多となる66人の新入部員を迎える予定。主将に就任した松坂映杜内野手(3年=弘前学院聖愛)を中心に「常勝軍団」をつくりあげる。エース候補には実戦経験もある角田楓斗投手(2年=東奥義塾)が名乗りを上げ、先輩たちが成し遂げられなかった「全国制覇」に挑む。20年から指揮を執る安田慎太郎監督(40)には指導法を聞き、強さの秘密に迫った。【取材・構成=木村有優】

   ◇   ◇   ◇

偉大な先輩の姿を間近でみてきた。角田はその背中を超えるつもりだ。昨秋ドラフトで指名を受けた3人の投手陣とともに練習やウエートを行っていた。寮でのケアや食事など、グラウンド外でも4人で過ごすことが多かった。「ドラフトで呼ばれた瞬間『ああなりたい』と思いました。先輩たちを超えるためにも、結果にこだわってやっていきたいです」と意気込む。

昨季は飛躍の1年だった。秋季リーグの青森中央学院大戦に先発し、入学後、最長となる7回を投げ、2安打8奪三振で無失点と勝利へ導いた。それまでの最長は5回。先発としての頭角を現した。さらに、神宮大会初戦、創価大戦では0-3の5回から登板。3回を投げ、1安打5奪三振無失点と全国舞台でも堂々たる投球をみせた。だが「もっと良い投球をできたし、チームは負けてしまったので、次は自分が勝てる投球で(勝利に)導きたいです」と満足はしていない。

今年は先発として勝負する。「(佐藤)柳之介さんの役割を担いたい」。目標に挙げたのは昨季エースだった広島ドラフト2位の佐藤だ。「自分が9回まで投げきって完封でチームに勝ちをつけて、最終的には全国優勝をしたいです」。近いようで遠い存在の先輩に追いつくために-。決して成長の足を止めない。

◆角田楓斗(かくた・ふうと)2004年(平16)9月23日生まれ、青森県弘前市出身。小3時に城東野球スポーツ少年団で野球を始め、中学では藤崎桜城シニアでプレー。東奥義塾では1年夏からベンチ入りし、富士大でも1年春からベンチ入り。最速153キロ。177センチ、84キロ。好きな野球選手はメッツ千賀滉大投手。

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