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ガンバ大阪の背番号10を背負うMF倉田秋(36)が、気持ちの入ったプレーでチームに今季初勝利を呼び込む。
21日はアビスパ福岡戦(22日、パナスタ)に向けて非公開練習。倉田は「足りないところはみんなで共有できた。それを明日の福岡戦でしっかり出したい」と意欲を語った。
14日のセレッソ大阪との開幕戦では、大阪ダービーでは最多となる5失点で敗戦。全体をコンパクトに保てず、守備が機能しなかった。その中でも後半20分から交代出場した倉田は、ピッチに立つと同時にアグレッシブな動きでチームを活性化。「強度の部分は出していかなあかんっていう気持ちでやった」と振り返った通り、気迫を感じさせるプレーで変化を与えた。
中盤ならどの位置でもプレーする36歳は「(C大阪戦は)全員でやらなあかんことができてなかったからあの結果になったと思う。もう1度足元を見つめ直して、整理して練習できたから、それを見せたい」。トレーニングでの手応えをピッチで発揮し、パナスタに歓喜をもたらすことを誓った。