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球団マスコット「つば九郎」を支えてきた球団スタッフが亡くなったことをヤクルトは19日に発表した。
94年のデビュー同期で「びじねすぱーとなー」と呼ぶ、中日のマスコット「ドアラ」とは、シーズン中やオフにともにイベントを行っていたが、昨年は被災地支援も行っていた。
24年1月には元日に起きた能登半島地震への義援金箱を恒例のディナーショー会場に設置。ドアラの1月12日のブログでは、「福岡公演」と題し、「明日からの福岡公演で募金箱を設置します。自分の出来ることをやりましょう。皆さんよろしくお願いします。なにかしら頑張ろう。」とつば九郎のブログのリンクを添付していた。
つば九郎も告知。「ふくおかで、ますこっとしょーです。そのつぎのしゅうは、いしかわけんで、つばくろう&どあらでぃなーしょー。できることを、むりせずやる! かんがえました。なにがいまできるかを」と記し、続けて「そして、これをもって、どあらとかなざわにむかいます。すこしでも、はげみになれば」とつづり、次のイベント開催地の石川・金沢に義援金を持ち込む旨を発表していた。また、金沢でも義援金箱を設置していた。
また、つば九郎は95年1月17日に起こった阪神淡路大震災当日の24年同日のブログで、被災者を追悼していた。「きょうは、29ねんまえ、はんしんあわじだいしんさいがあった、1がつ17にちです。あのしんさいから、そんなにたつんですね。ねんになんどか、びじたーえんせいでおじゃましますが、あのときから、まちはふっかつしてます。のとはんとうじしんで、ひさいにあわれたみなさん、あきらめないでくださいね。ひがしにほんじしんでひさいされたみなさんの、ちえをかしてください、1にちでもはやく、もとどおりのひが、せいかつがもどりますように! できることをむりせずつづけます。(一部省略)」と各地のファンへ自身の思いをつづった。