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【日本ハム】田中正義「ライトフライ!」“仮想実戦ブルペン”「1年間1軍にいられるボールを」


日本ハムの田中正義投手は、沖縄・名護でのキャンプで、22日に予定されているヤクルト戦に向けて“仮想実戦ブルペン”で準備を進めた。田中投手は自身の投球を可能な限り本番に近づけるために、カウントや投球コースを指示し、打球のイメージもしてメンタルを整えた。彼は昨シーズンに55試合登板、20セーブを達成し、新庄監督からは守護神に指名されているが、1軍に定着するための危機感を持ち続けている。試合では強いボールをストライクゾーンに投げ込み、60試合登板と防御率1点台を目指している。

ブルペン投球する日本ハム田中(撮影・足立雅史)

ダブル守護神のひとり日本ハム田中正義投手(30)が19日、キャンプ地の沖縄・名護で、初実戦登板が予定されている22日ヤクルト戦に向け“仮想実戦ブルペン”を敢行した。

カウントやコースを自ら指示。投球後には「ライトフライ!」と叫び、打球が飛んだ位置までイメージした。「試合が入ってくるので、一緒のシチュエーションでやりたかった」と、狙いを説明した。

メンタルも実戦を想定した。公式戦同様、“ジャスティススマイル”が何度もにじみ出た。「自然と出ました」。ピンチでも、笑顔で腕を振るのが正義流。本番で登板する姿を想像しながらフォーク、スライダー、カーブなどを交え29球を投じた。終了後は捕手の清水と特にフォークについて話し「しっかりベース板の上で落ちてくれるように。コントロールの部分」と、精度を意識した。

昨季はキャリアハイの53試合に登板し、2年連続の20セーブを達成。新庄監督から斎藤とともに守護神に指名されているが、常に胸の奥に危機感を秘めている。「1年間1軍にいられるボールを投げ続けないと話にならない。どこで投げるかどうかっていうのは、抑えないことには何も始まらない。1軍で通用するボールを投げ続けられるように」と気を引き締めた。

22日のヤクルト戦では「ストライクゾーンに強いボールをどんどん投げていきたいです」。目標の60試合登板、防御率1点台を見据え、着々と準備を進める。【永野高輔】

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