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レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督(65)が、マンチェスター・シティーのグアルディオラ監督の白旗発言に対し「彼は本当にそう思っていない」と真っ向から否定した。
Rマドリードは19日にホームで行われる欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメントプレーオフ第2戦でマンチェスター・シティーと対戦する。この一戦の前日、アンチェロッティ監督が記者会見のもようをスペイン紙アスが伝えた。
マンチェスター・シティーのグアルディオラ監督はホームでの第1戦を2-3で落としたことにより、「勝ち抜ける可能性は1%」とラウンド16進出が非常に厳しい状況であることを認めていた。
アンチェロッティ監督はこの発言を受け、「彼は本当にはそう思っていない。明日の試合前に彼に聞いてみるよ。我々が99%でないと思っているように、彼ももっと可能性があると思っているはずだ。我々はわずかなアドバンテージがあると考えている。それを生かし、うまく戦うことができた第1戦と同じような試合をするつもりだ」と見解を述べた。
Rマドリードは11日に行われた第1戦、カルバハル、ミリトン、リュディガー、アラバ、ルーカス・バスケス欠場と、DF陣が壊滅的な状況にあった。それから1週間が経過して臨む第2戦について、「スタメンに迷いはない。明日はリュディガーが先発できるし、チュアメニがボランチ、アセンシオがCBとしてプレーできる。バルベルデは(15日の)オサスナ戦でフィジカル面に問題があったので様子を見るつもりだ。またアセンシオは右サイドバックでもプレーできる」とドイツ代表DFが間に合うことを明かした。
また、Rマドリードは最近、スペインリーグの判定に対し、頻繁に不満を示している。これに関連し、アンチェロッティ監督は欧州CLの判定の方が落ち着いていられるかという質問を受けると、「そう思う。それはデータが物語っている。欧州カップ戦では議論を醸す判定やVARの介入が少ない。VARは必要に応じて使用されている。欧州CLでは各国のベストのレフェリーが笛を吹いており、クオリティは非常に高い」と率直に答えていた。(高橋智行通信員)