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【DeNA】山本祐大ってどんな人?伊勢大夢「へっぴりキャッチャーだったのに…努力が実った」


DeNAの山本祐大捕手(26)は、攻守にわたる優れた能力で注目される捕手です。昨シーズンにはベストナインとゴールデングラブ賞を受賞し、26年のWBC日本代表正捕手候補としても名が挙げられています。チームメイトの伊勢大夢選手は、かつて「へっぴり」と評されていた山本が成長した姿に感心し、その努力を称賛しています。彼は寮生活でも野球への情熱を燃やし続け、映像を見ながら一人言を言い続けるほど熱心でした。ドラフト9位という控えめな出発点が彼の原動力となり、「周囲の期待に甘んじない」という信念で自身の地位を築き上げてきたことを語っています。山本選手の反骨心と競争心は、彼の成長を支え続けています。

2月15日、DeNA対中日 2回表を抑え言葉を交わす山本(左)と伊勢

<番記者プロデュース>

球界を代表する捕手に成長しつつある、DeNA山本祐大捕手(26)。昨季、ベストナインとゴールデングラブ賞を獲得し、26年のWBC正捕手候補にも挙がる、今季注目の扇の要だ。「そんな山本祐大って、どんな人?」。チーム11人に直撃した。攻守で高い能力を発揮するグラウンドでの姿からは知ることができない一面や魅力が、次々と明らかになった。【取材・構成=小早川宗一郎】

   ◇   ◇   ◇

【★かつての寮生活でも…】

◆1学年先輩・伊勢大夢の答え 野球になるとスイッチが入る。年が離れていても言うときはしっかり、正直に言ってくれる。そこはみんなが信頼しているところだと思います。しかし「へっぴりキャッチャー」だったのにデカくなっちゃったねえ。努力が実ったんじゃないかな。寮でも気持ち悪いくらいずっと野球の映像ばっかり見てた。ファームでも1軍の試合を飯食べながら見て、ずっと独り言を言ってた。あいつの中でドラフト下位なのはネックなはずだから、それが生きてるんじゃないかな。よくあの順位で取れたなという選手の1人だと思います。

▽山本 よく寮で一緒に1軍の試合を見ながら、ああでもないこうでもないとか言いながら、話してましたね。それもいい経験でした。気持ち悪いくらいとかいいながら、大夢さんも見てましたけどね。お互い野球のことを考えるが好きですし。

ドラフトは入ったもん勝ちだと思ってましたけど、9位だと周りの期待は薄いじゃないですか。もちろんドラフト1位にかかるもの(期待)は多いですけど、そういった状況が僕は小さいころからすごく嫌いだった。VIP待遇ってあるじゃないですか。そういうのがめっちゃ嫌いでした。自分がされたことはなかったですけど、されるのも見るのも腹立たしかったです。例えば、もちろんドラフト1位はすごいですけど、それに甘んじてる人がいたら許せないんですよ。「絶対負けねえ」とずっと思ってました。相手チームでも絶対負けたくねえって思ってました。負けん気というか反骨心は、ずっとあったかもしれないです。

◆山本祐大(やまもと・ゆうだい)1998年(平10)9月11日生まれ、大阪市大正区出身。京都翔英で3年夏に甲子園出場。BCリーグ・滋賀を経て、17年ドラフト9位でDeNA入団。18年8月19日広島戦で初打席初本塁打。23年から2年続けて捕手でチーム最多出場を果たし、24年はベストナイン、ゴールデングラブ賞。今季推定年俸5400万円。180センチ、87キロ。右投げ右打ち。

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