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ナショナルズ小笠原慎之介投手(27)が17日(日本時間18日)、キャンプイン後初めてのフリー打撃に登板し、対戦した打者から称賛を受けた。
ワシントンの地元メディテレビ局MASN電子版によると、この日は投手陣のフリー打撃登板2日目で8人の投手が登板したが、小笠原の登板するフィールドには選手や関係者らの人だかりができたという。対戦した打者はジョシュ・ベルやルイス・ガルシアらレギュラーや実績あるレギュラー格の打者だったが、そうした打者をてこずらせた。
ガルシアは「チェンアップとスローカーブもいいし、トリッキーなファストボールもいい。緩急をつける能力があり、腕の振りがどの球も同じに見える。メジャーの打者にとっても手ごわい」と称賛した。
デーブ・マルティネス監督も「直球の腕の振りでチェンジアップがくる。両サイドに散らさなくてもストライクゾーンに投げれば、勝負できる。実に素晴らしい」と絶賛し「今日も多くのスイングを奪えたし、タイミングを外されたスイングだった。ゾーンの低めに投げる必要があるということは、彼自身が理解していると思う」と満足げに話した。