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【U20日本代表】シリアと2-2ドロー 高岡怜颯同点ゴール「強み出せた」8強懸け次は韓国


AFC U-20アジアカップのグループD第2戦で、日本はシリアと2-2で引き分けました。この試合で日本は1勝1引き分けで勝ち点4を得て、準々決勝進出をかけた次の韓国戦への重要性が増しています。試合は、FW高岡伶颯が後半40分に途中出場し同点ゴールを決め、日本が敗退を免れる形になりました。日本は、シリアの守備を突破するのに苦労したものの、交代選手の活用によりゴールを生み出しました。次戦の韓国戦は1次リーグ突破に向けて重要な試合となります。高岡は「韓国戦に向けていい準備をしたい」と意気込みを表明しています。

高岡伶颯(2024年12月撮影)

<AFC U-20アジアカップ中国大会:シリア2-2日本>◇17日◇1次リーグD組・第2戦◇深セン

日本がシリアと2-2で引き分けた。

1点を追う後半40分、途中出場したFW高岡怜颯(日章学園)の得点で追いついた。

1勝1分けの勝ち点4。各組上位2チームによる準々決勝進出をかけ、20日の第3戦の相手は韓国。ライバルからの勝ち点獲得が求められる状況となった。

3-4-2-1で臨んだ日本は立ち上がり、カウンターから3バックと右ウイングバックのギャップを突かれた。前半10分、スルーパスを通され、抜けだしたFWムスタファにゴールを決められた。GK荒木瑠偉(G大阪)が飛び出したが、及ばなかった。

1点を追う展開となったが、前半24分に右サイドから布施克真(日大藤沢)がクロスボールを起点に、ゴール前の競り合いからこぼれ球となったところ、MF大関友翔(川崎F)が左足ボレーでゴールを奪った。

同点とした日本だったが、前半33分にシリアに勝ち越された。FKからMFアブディが右足シュート。ゴールバーに直撃し、その跳ね返りをMFスーフィーに左足で蹴り込まれた。

1点ビハインドで迎えた日本は後半開始からMF石井久継(湘南)とFW神田奏真(川崎F)を投入。前半の3バックからセンターバックを1枚削り、フォーメーションを4-2-3-1に変更した。FW道脇豊(SKベヘレン)を2列目に下げ、1トップに神田を置いた。サイドバックの左の高橋二胡(C大阪)と右の布施は高い位置を取り、攻撃時は前線に厚みを持たせた2-4-4という並びとなった。

敵陣に押し込み優位に試合を進めたが、ただシリアのブロックを築いたDF網を崩し切るには至らない。時間だけ進む中、後半25分には道脇を下げて高岡をピッチに送った。

後半28分、オーバーラップした右の布施から絶妙のグラウンダークロスが入り、神田が右足で合わせた。同点かと思われたが、体を大きく伸ばしたシリアGKサラッフが左足に当ててゴール外へ。相手のビッグセーブに阻まれた。

後半32分にはMF中川育(流通経済大)、同36分にDF梅木怜(FC今治)とフレッシュな選手をピッチに送り、走力でかき回しにかかった。すると同40分にゴールにつながった。クロスボールを起点に神田が相手と競り合い、こぼれ球を石井がゴール前の高岡につなぎ、ワンタッチゴールで2-2とした。交代選手3人でゴールを生み出した。

後半40分には逆にピンチとなった。右サイドを崩され、ゴール前にマイナスのボールを折り返されたが、相手シュートを主将のDF市原吏音(大宮)が体を張ってブロック。勝負を分ける局面とあって、まさにビッグプレーだった。

このまま追加タイムで両チームに得点は生まれずドローに終わった。

貴重な同点ゴールを決めた高岡は「初戦はスタートで出て得点できず、今回はサブでしたけど、自分の強みが終盤にかけて相手の弱みを突いていくところ、アグレッシブにプレーすることができて1得点という結果が出せた」と振り返った。

そして次は韓国戦。負ければ1次リーグ敗退もある中、高校ナンバー1ストライカーは「U-17(アジア選手権)の決勝で韓国と対戦した時に出場できなかったので、初の韓国戦にいい準備して臨みたい。この勝ち点1がいい結果になるようにしたい」と意気込んだ。

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