メルボルンで新生活を
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飼い主がオーストラリアへ引っ越すことになり、飼い猫のメインクーン「Mittens」もニュージーランドから同じ飛行機の貨物室に乗って旅立ちました。ところが、Mittensはオーストラリアで降ろされずに、そのまま折り返して出発地に戻ってしまったのです。
2025年1月12日、Margo NeasさんはMittensの航空運賃として1948NZドル(約17万4千円)を支払って自分と同じ飛行機に乗せました。息子と愛猫とともに、これからメルボルンで新生活を始めるからです。
彼女が利用したニュージーランド航空はペットを国外輸送するための個人からの予約を受け付けていなかったため、クライストチャーチの会社「Move My Pet」を通じて予約しました。航空機は無事メルボルンに着陸し、2人が税関を通過するまではすべて順調でした。
愛猫が現れない!
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ところが3時間以上待っても、Mittensの入ったケージが荷物のコンベアに現れないのです。
実はメルボルン空港で荷物の入れ替えを行う職員が、猫の入ったケージを見落としてしまい、機内の貨物室に残されたMittensは折り返しニュージーランドへ戻ってしまったのでした。
猫にとっては、7時間を超える長い旅になりました。これに気づいた当局は、貨物室の暖房をオンにするよう機長にすぐ連絡をしたといいます。
「こんなことが起こるなんて、航空会社のペットへの配慮が欠けている証拠です。命ある動物の安全と健康をもっと真剣に考えてほしいです。人間であろうとペットであろうと、すべての乗客をケアし、大事に扱うべきです」と話すMargoさん。
人為的ミスで、思わぬ長旅に
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翌日午前2時にニュージーランドに到着したこの猫を、Move My Pet社の職員が降機させ、体を洗って目視による健康診断を行いました。そして追加料金なしで再予約し、1月13日のメルボルン行きのフライトに乗せたのです。
その後Margoさんは正式にニュージーランド航空に苦情を申し立て、猫の輸送費や家族が支払った余分の交通費について返金を求めました。同社の顧客担当重役は責任を認めて謝罪し、Mittensの運搬費用はすべて払い戻すことを決めました。メルボルン空港の係員とも緊密に連携し、事故の再発を防ぐとしています。
どうやら貨物室にあった車椅子の後ろに猫のケージが隠れてしまっていたようで、明らかに確認しなかった職員の「人為的ミス」だったようです。
Mittensにとってはかなりの長旅でストレスの大きな出来事だったでしょうが、幸い、Margoさんら家族とはその後、無事再会を果たせたそうです。
出典:Air New Zealand apologises after Christchurch cat accidentally flies to Australia and back
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