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【巨人】荒巻悠「たぶん風」初安打に好守連発 アピール成功も調子乗らない「当たり前じゃない」


16日に行われた巨人対韓国サムスンの練習試合で、巨人の荒巻悠選手(22)が攻守で存在感を示しました。ドラフト3位で入団した荒巻選手は、「6番一塁」でスタメン出場し、3回の打席で外角高めの変化球を左中間への二塁打としました。この一打について「風のおかげ」と苦笑しつつも、初安打に自信を深めたと語りました。選球眼の良さも光り、2四球を選び、同じミスを繰り返さない冷静さを見せました。守備では一塁と三塁を守り、好プレーを続出。三塁線の打球を横っ飛びでキャッチするなど、キャンプでの練習の成果を発揮しました。 荒巻選手のグラブには「調子に乗るな」との意味の刺しゅうが施され、常に初心を忘れない姿勢で練習に臨んでいます。

巨人対サムスン 7回表サムスン無死、三ゴロを処理する荒巻(撮影・垰建太)

<練習試合:巨人4-3韓国サムスン>◇16日◇沖縄・那覇

追い風が吹いている。巨人ドラフト3位荒巻悠内野手(22=上武大)が、韓国サムスンとの練習試合に「6番一塁」でスタメン出場。攻守にわたって存在感を示した。

待望の瞬間は3回の第2打席に訪れた。カウント2-2から外角高めの変化球を捉えた打球は、風にも乗って左中間への二塁打。うれしい“プロ初安打”に「たぶん風です」と苦笑い。それでも「逆方向の長打は持ち味なので。初安打を対外試合で出せたのは自信になります」とうなずいた。

同じ過ちは繰り返さない。11日の紅白戦では4打数無安打。結果を求めようと焦りがちになるところだが「打ちたいという気持ちを抑えて、チームにとって何が必要なのかを冷静に考えることができた」。2四球を選ぶなど、選球眼の良さも光った。広島岩本スコアラーも「難しいところもファールで粘りながらしっかりフォアボールも取りましたし、そういうところは本当に大事」と評価した。

アピールの場は打席だけではない。守備では一塁と三塁の2つのポジションを守り、好守を連発。5回には三塁線への打球を横っ飛びでつかみとり「宮崎(キャンプ)の時からずっと守備練習を行ってきたので、それが結果に出て良かった」。朝の早出練習で中山、秋広らの同学年と積んできた練習の成果を発揮した。

福岡・久留米市出身の22歳。使用するグラブには「調子に乗るな」という意味の方言である「にやがんな」と刺しゅうを施している。「いつでもここにいられるのは当たり前じゃないって気持ちで」。調子には乗らず、勢いに乗っていく。【水谷京裕】

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