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阪神の石井大智投手(27)が14日、3月に行われる侍ジャパンの強化試合のメンバーに初選出された。アマ時代も含めて自身初で、高専(秋田高専)出身選手として初の日の丸となった。「光栄なことですし、自分の力をしっかり出して頑張りたいなと思います」と笑顔を見せた。
侍ジャパンの井端弘和監督(49)からは「普通にやってくれたら大丈夫だから」と声をかけられたといい「本当にプラスになる経験しかない」と目を輝かせた。
石井は20年ドラフト8位で阪神に入団。1年目から中継ぎとして登板し、3年目の23年には44試合に登板して初勝利もマーク。同年は防御率1・35でリーグ優勝と日本一に貢献した。昨季は自己最多の56試合に登板し、30ホールド、防御率1・48とフル回転した。
侍ジャパンも経験したことのある阪神藤川球児監督(44)からも背中を押された。「『コンディション面で不具合があればすぐに言ってくれ。いい勉強になると思うから頑張ってこい』と言ってくださった」とやりとりを明かした。石井も「他球団の選手の方とあまり交流がないので、いろんなことを吸収したい」と幅広く交流を図る絶好の機会と捉える。
強化試合・オランダ戦は3月5、6日に、京セラドーム大阪で予定されている。