ガンバ大阪FW宇佐美貴史（32）が、大阪ダービーでの開幕弾でチームを勢いづける。
14日にセレッソ大阪と戦うG大阪は、試合会場のパナソニックスタジアム吹田で非公開練習。ピッチの状態を確認しながら汗を流した。
今季も主将としてチームをけん引する宇佐美は、前日練習を終えて充実の表情。「開幕が迫ってきて、明らかに今週スイッチが入った。いい緊張感、熱量を持ったトレーニングができた」。チーム状態が上がっていることを強調した。
宇佐美は昨季11月の右太もも裏肉離れの影響で別メニューでの始動となったが、沖縄キャンプから全体合流。「しっかり積めてきたし、しっかり試合を戦えるコンディションにはなっている」と開幕戦での出場にも意欲を見せた。
開幕戦では2年連続ゴール中で、昨季はG大阪で27年ぶりとなる開幕3戦連続ゴールで好スタートを切り、ホームでの大阪ダービーでも決勝弾を決めた。大一番での強さを誇るエースは「前線の選手なら誰しも、初戦で取りたいし、それで自分を乗せていきたいと思っている。僕もその中の1人だし、ダービーで決める思いをしっかり強く持って挑むことを大事にしていきたい」。シーズン初戦でのゴールへの思いを力強く話した。【永田淳】
