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ガンバ大阪は13日、翌日にセレッソ大阪とぶつかる今季開幕戦(パナスタ)に向けて、非公開で前日練習を行った。
取材に応じたダニエル・ポヤトス監督(46)は「プレー面に関してポジティブに思っている。チームは良い瞬間にあると思っている」と大阪ダービーでの開幕戦に自信を見せた。
昨季の主力だったFW坂本一彩(21)とMFダワン(28)が抜け、指揮官は「そこには選手がいないなと正直に思っている」と吐露。それでも「(奥抜)侃志という未来ある選手がいるし(ボランチには)ネタ(ラビ)や(美藤)倫もいる」とニュルンベルクから加入した奥抜やボランチの現有戦力への信頼を口にした。
指揮官が今季強調するのは、昨季以上にアグレッシブなサッカー。「プレッシャーをしっかりかけ、はめ込んだ時には絶対にそこから逃がさない」、「攻守においてのリオーガナイズを早くして、相手に時間を与えないこと」と変化を挙げ、より早く、高い位置でのボール奪取するとともに、スピーディーな攻撃を展開することをイメージした。
足に違和感のあるMFファン・アラーノ(28)、MFウェルトン(27)については「明日いけるか、いけないかは最終判断になる」とぎりぎりまで状態を見極める考え。フルメンバーがそろっての開幕は難しそうだが、進化した戦いで勝ち点3を獲得し、スタートダッシュを狙う。【永田淳】