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<UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL):マンチェスターC2-3Rマドリード>◇11日(日本時間12日)◇決勝トーナメント・プレーオフ第1戦◇マンチェスター
マンチェスター・シティー(イングランド)が、昨季王者のレアル・マドリード(スペイン)に土壇場での逆転を許し、2-3と第1戦を落とした。
後半41分の失点もGKエデルソンのキックをカットされてからのショートカウンターであり、アディショナルタイムの決勝点もMFコバチッチからDFリコ・ルイスへのバックパスが中途半端になったところをビニシウスに奪われ、ベリンガムに決められたものだった。
今季はミスから自滅するパターンが目立つマンチェスターCだけに、試合後の会見でグアルディオラ監督も苦々しい表情だった。
「今シーズンは何度も起きている。判断が悪かった、そう受けとめている。これはあなたや私の問題でも、チームだけの問題でもなく、全員の問題なんだ」。
対戦相手が優れていた場合、90分を通じて不安定な波が幾度と訪れる。それを制御できていないのが現状だと認識している。
「我々は十分に安定していない。私は長年ここにいるが、我々は並外れたチームであり、3日ごとに機械のように動いてきた」。
ロドリが負傷で長期離脱し、精密機械を操る管理人がピッチにいない。過密日程も重なり金属疲労が起きている。
「責任はチーム全体になる。特定の選手を責めるのは簡単だがそれは馬鹿げているし、生産性がない。まずは選手たちであり、そして選手たちだ」
次戦はアウェーで1点のビハインドから残りの90分を戦う。19日(日本時間20日)までに、どう切り替えられるか。ハーランドの得点力だけでは覆い被せない課題に対し、特効薬は見いだせていない。名将の心は暗闇の中をさまよっているようだ。