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日本ハムは11日、松浦慶斗投手(21)の1軍キャンプ合流を発表した。
身長186センチ左腕の松浦は、大阪桐蔭出身の高卒4年目。ルーキーイヤーの22年に1軍デビューを果たし、昨季は救援で5試合に登板した。最速155キロの直球を武器に、8日の紅白戦(名護)では1軍クラスの浅間、郡司、石井から三振を奪い、1軍キャンプをつかんだ。松浦を「スター候補」の1人として名を挙げる新庄監督は「コントロールが良くなったような投げ方に変わっているので楽しみですね」と評価していた。
オフの自主トレでは、昨季最優秀中継ぎのタイトルを獲得した同じ左腕の河野に弟子入り。「体のつくりが似ている」と、西武今井の投球フォームを意識し、水平な体重移動を心がけたことが、制球力の改善につながった。