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2025年Jリーグ開幕イベントが10日、東京都内で行われ、FC町田ゼルビアGK谷晃生(24)が開幕への手応えを口にした。
初戦のカードは16日にホームGスタで、昨季2敗と完敗したサンフレッチェ広島が相手になる。
元日本代表のFW西村拓真ら実力ある新戦力も加わり、「自分たちから試合を動かすくらいの気持ちで入りたい。広島さんは僕らの前に公式戦2試合を重ねているので、その状況をチェックする必要がある。その完成度はしっかり頭に入れたい。受けてしまってはのまれてしまうので、自分たちから仕掛けていきたい」。そこに苦手意識はない。
神戸を下した富士フイルムスーパーカップもチェックした様子で、MF田中聡、FWジャーメイン良らがうまく融合していることも理解する。
「昨シーズン広島に2試合負けた悔しさ持っている選手がいる。開幕戦から勝つことができればいいスタートが切れる。どんな相手でも勝つことが大事ですけど、広島相手というのはより気持ちが入る」と闘志をむき出しにした。
今季はタイトル獲得も視野に入れて戦う。「僕らの目標がより現実的に変わった。他のJリーグクラブからの僕たちへの視線がおのずと強くなる。そこに負けていたら上位、優勝争いは厳しくなる。対策してきても僕らも成長して上回っていく。チーム力、組織力だったり」。
黒田剛監督が率いて3年目。チームの積み上げが実感できる中、「個々の強みが町田の強みにつながっている」。失点に強いアレルギーを示す堅守のチームの門番。よりパワーアップした町田は、自信を持って2025年シーズンに向かう。