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「みやくれ」ばりに飛躍するぞ!高卒3年目のオリックス斎藤響介投手(20)と内藤鵬内野手(20)が春季キャンプ休日の10日、宮崎市内の小戸神社で植樹イベントに参加。神社に参拝した後、月桂(げっけい)樹を植えた。
花言葉は「栄光」や「勝利」。プロの世界でもどっしりと根を張り、大きく成長する。斎藤は「いっぱい勝ち星をつけられるように」。内藤も「大きな木に負けないように活躍したい」と意気込んだ。
22年ドラフト同期の同学年。内藤は「食事行ったり、買い物に行ったり、ゲームもしたり、結構一緒にいます」と話す。仲良しコンビの互いの印象は…
内藤「ゲームめちゃめちゃ強いです。スマブラとか。負けず嫌いです。絶対僕が勝ったら終わらないです(笑い)」
斎藤「ほわほわしてる。優しい感じだなと」
チーム内では宮城と紅林が「みやくれ」の愛称でけん引。2人は次世代の投打のホープとして期待される。内藤は「一緒に活躍してチームを引っ張っていきたい」。コンビ名は内藤が2人の名前を合わせた「鵬介(ほうすけ)」や、名字の共通点である「藤藤(とうとう)」などを提案も、「(ファンの方に)決めてもらいたいですね」と笑顔で呼びかけた。
斎藤は昨季、1軍で8試合に先発し、2勝3敗、防御率4・06。内藤はケガの影響で昨年9月に1軍デビュー。「ケガしてる時も響介の結果とか気になりますし、自分も頑張ろうと思えるので、すごく刺激になります」と切磋琢磨(せっさたくま)している。
春季キャンプは11日から第3クールがスタート。紅白戦も予定される。斎藤は「真っすぐをどんどん強くできるように、いっぱい投げて頑張りたい」。内藤も「たくさん練習してケガしないように。活躍してチームも日本一になれるように頑張りたい」と力を込めた。【村松万里子】