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【G大阪】「まだ補強は継続中」松田浩本部長 キックオフイベントでフィロソフィーと編成説明


ガンバ大阪は9日にキックオフイベントを開き、新たな経営体制と来季の取り組みを発表した。クラブOBの橋本英郎氏がイベントのMCを務め、執行役員制度の導入や「青黒横丁」などの新しい試みが発表された。フットボール本部長の松田浩氏は、昨季の成績改善の要因は「ビルドアップの安定」にあり、課題は「得点力不足」と説明。フィロソフィープロジェクトではボトムアップ型で進め、プレーの原則やバリューを基にG大阪らしさを浸透させる試みを行っている。今季の新戦力補強に向け、交渉が続行中であり、良い報告が期待されている。

松田浩氏(22年10月撮影)

ガンバ大阪は9日、キックオフイベントを実施し、新たな取り組みや選手補強について状況を説明した。

クラブOBで元日本代表MFの橋本英郎さん(45)らがMCを務め、YouTubeでも中継されたイベントは、水谷尚人社長(58)のプレゼンからスタート。執行役員制度を導入した新たな経営体制やクラブの取り組みが紹介され、今季からの取り組みとしてフードイベントの「青黒横丁」、ホームタウン自治体とマスコットがコラボレーションした「ご当地モフレム」の開始を報告した。

続いて、フットボール本部の松田浩本部長(64)が登壇。リーグ4位、天皇杯準優勝と前年を上回る結果を残した昨季について「ビルドアップの安定」が浮上の要因になったと説明し、「シーズンを通しての得点力不足」を今季への課題とした。

松田本部長は「フットボールフィロソフィープロジェクト」についても報告。新たにG大阪のフィロソフィーが「チャレンジングにゴールに迫る青い炎となり、スタジアムに熱狂の渦を巻き起こす!」に決まった発表した。

プレーモデル作成にあたっては、フィロソフィーベースからプレー原則を決めていくトップダウン型が一般的だが、今回はボトムアップ型で進められたという。「アカデミーに受け継がれるDNAがある」とそのDNAを言語化するところから始まり、約1年かけて重要な要素を「バリュー」として挙げ、それをベースにフィロソフィーに昇華させたと報告した。

「ガンバらしさ」を文字と動画でまとめていく試みも進められているといい、その一例としてイベント内ではイメージに近いゴール前の崩し場面を紹介。トップチームの東京ヴェルディ戦や北海道コンサドーレ札幌戦、アカデミーの試合でのゴール場面が取り上げられ、縦に差し込むパスから1タッチプレーなどを交えたコンビネーションでゴールを奪う形が理想とされた。

松田本部長は最後に、今季の編成についても言及。「現在もまだ補強は継続中。フィロソフィーに合った必要な選手(との交渉)を進めている。近日中には良い知らせができるのではないか」と話し、集まったサポーターから拍手を受けた。新戦力獲得に向けては、欧州クラブとの交渉が進んでいるとみられる。

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