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【楽天】「強い」男に…黒川史陽「1軍で負けない」豪州、米国への志願の武者修行でレベルアップ


楽天イーグルスの黒川史陽選手は、今年のオフシーズンにオーストラリアのウインターリーグと米国での自主トレーニングを行うことで「強さ」に磨きをかけた。彼は二塁や三塁を軸にレギュラー争いに食い込む覚悟がある。黒川はキャンプ中に威勢の良い声を出し、チームの盛り上げ役を担っている。ティー打撃では特別なバットを使いスイングスピードを上げる工夫もしている。智弁和歌山出身のエリート選手だが、プロ5年間で1軍出場は92試合にとどまっており、今季こそ1軍での活躍を誓っている。

バットを手に笑顔の楽天黒川(撮影・鈴木みどり)

楽天黒川史陽内野手(23)は「強さ」にこだわる。沖縄・金武キャンプは9日、第2クール最終日を迎えた。今オフは自ら志願してオーストラリアのウインターリーグで1カ月の武者修行。さらに米国でも約2週間の自主トレを行った。6年目の今季はノックを受けている二塁や三塁を軸に、レギュラー争いに食い込む覚悟だ。

   ◇   ◇   ◇

黒川が元気いっぱいにグラウンドを駆け回った。今キャンプは大声を張り上げ、チームの盛り上げ役を担う。ウオーミングアップから威勢のいい声を響かせ「まだまだ全然若いんで」と笑顔。「いい雰囲気で練習できたらいいなと思ってやってます」と力を込めた。

「強さ」を追求することがキャンプのテーマでもある。「とにかく強さを求めてやってきたんで、オフシーズン。オフシーズンやってきたことを継続しながら、コーチとは話し合って、いいものにしていけたらいいなと思ってやってます」と語った。

今オフは自ら志願してウインターリーグで1カ月プレーした。「オーストラリアはとにかく試合に出て、去年の反省というか、うまくいかなかったことをもうちょっとこうしようっていう形でやったって感じです」。その後は米国でも約2週間トレーニングを敢行。「体の強さとバッティング、とにかく強さをっていう感じでやってきました」。異国で武者修行し、レベルアップを目指した。

キャンプ中のティー打撃では金属バットを使用することもある。「あれはちょっと重さが違うバットで、スイングスピードを速くするという効果があるバットなので、それを使っているという感じです」と狙いを明かした。

智弁和歌山では1年夏から甲子園に5季連続出場した野球エリートだが、昨季までのプロ5年で1軍出場は通算92試合にとどまっている。今季に向けて「1軍だと強さ負けしちゃう部分があるので、強さ負けしないようにということで、もっと強くなろうと思ってやってます」。今年こそブレークしてみせる。【山田愛斗】

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