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【阪神】門別啓人、直球押しまくってアピール成功!見た目との「ギャップ」に藤川監督も高評価


阪神の門別啓人投手(20)は、紅白戦で白組の先発として2回を無失点に抑える好投を見せ、開幕ローテーションへのアピールを成功させた。彼は直球勝負を貫き、27球中21球が直球という積極的な攻めを続け、最速147キロを記録した。1回には、相手の新助っ人ヘルナンデスを外角低めの直球で見逃し三振に仕留めた。昨年は0勝2敗、防御率4.50だったが、成長を実感し、今年はプロ初勝利と5勝以上を目標としている。藤川監督も「ひょうひょうとした中に強さがある」と高評価を与えている。

紅白戦 白組先発の門別は2回を無失点に抑える(撮影・上田博志)

<阪神紅白戦:白組1ー5紅組>◇8日◇沖縄・宜野座

押しまくってアピール成功! 阪神門別啓人投手(20)が自慢の直球勝負を貫き、開幕ローテ争いへ上々のスタートを決めた。8日はチーム25年初実戦の紅白戦で白組の“開幕投手”を任され、2回を1安打1四球1奪三振の無失点と好投した。

「フォームがゆっくりなのに、球が思ったよりも来ている、そのギャップを作りたくてやってきて、それがちょっとできた」

1回、1番高寺への初球、直球でバットを折り遊飛に仕留めた。投じた27球のうち8割弱の21球が直球。直球を狙いやすい状況でも押し続け、9度のファウル、4度の見逃しストライクを奪った。計測された中での最速は147キロ。打者は数字以上にスピードを感じているように映った。

1回2死一塁では紅組4番の新助っ人ヘルナンデスを外角低めいっぱいの直球で見逃し三振に仕留めた。2回に先頭で原口に浴びた左越え二塁打は「しっかり外さないといけなかった」と反省したが、無死二塁から後続を打ち取った。「ちゃんとギャップを作れた。他はよかった」と充実感を漂わせた。

昨年は2度の先発登板と3度の中継ぎ登板を経験し、防御率4・50で0勝2敗。「昨年は必死に投げるだけだった。(今日は)気持ち的には余裕があったし、成長できたと思う」。手応えたっぷりの高卒3年目を、藤川監督も「ひょうひょうとした中にかわいげもあるし、強さも持ち合わせて、そのギャップがマウンドで出た」と高評価する。

今季の目標は「プロ初勝利と5勝以上」。浮かれている暇はない。降板後はブルペンでおかわり投球。エース道を真っすぐ突き進む。【塚本光】

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