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阪神は8日、宜野座キャンプで今季初実戦となる紅白戦を実施した。今季の攻撃力増を期待した新クリーンアップ、3番佐藤輝、4番森下、5番大山を白組でそろい踏み起用。新助っ人ラモン・ヘルナンデス内野手(28=メキシカンリーグ)も虎デビュー戦で来日初タイムリーを放った。試合後の藤川球児監督(44)の主なコメントは以下の通り。
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-中身の濃い紅白戦になった
「おのおのでやるべきことが、今の段階で違うと思いますけど、普通のレベルがしっかりといいところにいてくれている。主力、スタメンで出ていたメンバーはこれでもう1つ、次に体を追い込んでいく、技術を高める時間に持っていける。選手たちには当たり前だと思いますけどね」
-具志川組からも選手が来た
「(平田)ファーム監督の方にはゲーム後に、最低の準備の高さ、ゲームを見据えた準備を、もう一度、コーチの方にお願いします、と伝えました。準備、凡事徹底のレベルの高さを選手たちに指導できるコーチにしてもらいたい」
-適時打を決めたヘルナンデスは持ち味が出た
「普通にできることをやったまでじゃないですかね」
-この時期の紅白戦出る出ないは本人の意思か
「私は何も言ってないです。彼らのモチベーションの準備がどこに向けているのかなのかもしれない。何をするために今準備をしているのか。ただゲームが始まる瞬間というのは、紅白戦でも必死にプレーしてくる選手がいる。調整の気持ちで出ると交錯したり大きなケガにつながることがあるので、そこはチーム全体の中で、具志川組もいるところで集めて、私はそれだけ伝えました」
-門別は良さが出たか
「結果に表れてますよね。若いけれども、故障なくやってくれていて、ひょうひょうとした中にもかわいげもあるし、強さも持ち合わせて、そのギャップがマウンドできっちり出たんじゃないかなと思います」
-外野を争う選手が具志川組を含めて結果を出した
「島田は、秋からの課題を、島田に欲しい能力というのをきっちり見せてくれたと思います。準備力が非常に高いなという気がしました。小野寺もやろうとしていることは、きっちりこっちに見えてるので、それをつなげていくだけというところで、意思は通じ合っているかなと思いますね」
-昨秋キャンプの紅白戦はネット裏で見ていたが、きょうは三塁ベンチに入った
「こちらが準備をしなければいけないので。それもこれもすべて選手たちが順調にコンディションを整えてくれているおかげです」
-ファンが多かった
「本当に感謝ですね。平日から本当に多くて、1つのサインプレーでもため息が出たりとか。ただ、そのため息は私がいただいているものですから、自分が受け止める。それを嫌がって流すプレーになった時には本当に大変なことにつながってくる。それが凡事徹底です。ただ、球進一歩でやっていますから。自分の志の通りに一歩ずつやりたいなと思います。2歩、3歩とはいかないと思うので準備です」