【阪神】２安打の島田海吏を藤川監督絶賛「ほしい能力をきっちりと」左翼争いはアピール合戦

紅白戦　6回表紅組1死一塁、島田は右前打を放つ。投手富田（撮影・加藤哉）

＜阪神紅白戦：白組1ｰ5紅組＞◇8日◇沖縄・宜野座

阪神島田海吏外野手（29）が途中出場で2安打した。

ともに快打で「練習が間違っていなかった。いいスイングもできたのでよかった。これをどれだけ継続させられるか」と気合満点。藤川監督は「島田にほしい能力をきっちり見せてくれた。準備力が非常に高い。小野寺もやろうとしていることが見える」と具志川から参戦した外野コンビに目を細めた。注目の左翼争いは猛烈なアピール合戦。筆頭候補の前川は四球と中前打。野口、井坪は競うように連打。井上もいい当たりの右飛と、それぞれ持ち味を出した。

▼阪神野口（他の左翼レギュラー候補に負けじと2打数1安打2打点）「ファーストストライクを打ちいこうというのをテーマとしてやっていたのでよかった。数少ない打席でアピールをしないと生き残れない」

▼阪神前川（3回に石黒の初球147キロ直球を捉えて中前打）「初球真っすぐを行く準備をした。石黒さんはクイックが速いので、早め早めに準備をしました」