中日から加入した巨人ライデル・マルティネス投手(28)が宮崎キャンプの7日、指揮官のハートをがっちりつかんだ。
阿部慎之助監督(45)ら首脳陣が見つめる中で、初のブルペンで32球。感想を問われた阿部監督は「とんでもねぇな」と驚きの声を上げた。
マルティネスは中日時代の22年に39セーブ、防御率0・97で最多セーブのタイトルを獲得。昨季も43セーブ、防御率1・09で2度目の同タイトルを受賞。23年は32セーブで、セーブ王の阪神岩崎の35に届かなかったものの、同年の防御率は驚異の0・39をマーク。絶対的な守護神候補が、その力の一端を見せつけた。