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鹿島アントラーズに今季から加入したDF小池龍太(29)が、鬼木達新監督について「アンジェ(ポステコグルー監督)に似ている感覚がある」と明かした。
現在、鬼木監督のサッカーを理解するために猛勉強中。毎日の練習後に、練習映像がフルで共有され、気になる戦術的な部分を見返すことができる。小池は、立ち位置や守備面で「相手の嫌なことはできていたか」を俯瞰(ふかん)して見て、復習しており「自分がこれまでよりも、監督のサッカー、鹿島でタイトルを取るために、サッカーへの時間が多くなっている」と明かす。
鹿島の選手の意識の高さを「鹿島の選手は練習前や試合後、話をするのがチームとしていいところ。少しでも良くしよう、隙をなくそうという皆の思いが毎回の練習、試合後にある」と表現した。
開幕は10日後の15日、敵地での湘南ベルマーレ戦。「新体制で、選手たちが本気で自分たちが変わると、意欲的に取り組んでいる」と手応えを口にする。
鬼木監督に指導について「求める質、求められる質がかなり高い」とし、横浜F・マリノス時代に指導を受けたポステコグルー監督(現トットナム監督)に似ていると感じている。「理想としているものが強くあって、それを求める力が高い。自然と選手が意欲的に取り組もうとするし、それができなければ試合に出られないという自然な競争が生まれる。それがチームを強くするのは僕は知っている。鹿島というクラブもそうですけど、鬼木さんと一緒にやる決断をできたことは、サッカー選手としてメリットが大きいと感じている」と充実感を口にした。【岩田千代巳】