昨季ベストイレブンのヴィッセル神戸DFマテウス・トゥーレル(25)が、昨季以上の結果を出すことを誓った。
4日は神戸市内のいぶきの森球技場で公開練習。1日までの沖縄キャンプを振り返ったDFは「個人としてもチームとしても、いいキャンプができた。100(パーセント)に近いところまでは上がってきていると思う。次の公式戦(8日富士フイルムスーパー杯)も含めて、少しずつ自分たちのベストフォームに上がっていくと思っている」と徐々に上がっている状態への手応えを口にした。
昨季のリーグでは、出場停止の2試合をのぞく36試合に先発出場。吉田孝行監督(47)から「Jでも屈指のセンターバック」と評される活躍で、神戸のリーグ連覇、天皇杯優勝に大きく貢献した。この日の全体練習後には、指揮官に呼ばれて個別に会話する場面も。「シークレットでお願いします(笑い)」と内容は明かさなかったが、今季も厚い信頼を受けて戦うことになりそうだ。
23年のJ1初制覇、24年の連覇の後にはそれぞれ記念タトゥーを入れる考えを明かしていたが、それはまだ実行されていない。今の考えは、1回ずつ入れるのではなく、まとめて入れること。「3度目(のリーグ優勝)を取ってから一気に入れます」。タイトル獲得が続くことを確信しているブラジル人助っ人は、笑顔で3連覇達成を宣言した。【永田淳】