ドジャース大谷翔平投手(30)が1日(日本時間2日)、ファン感謝イベント「ドジャーフェスト」に参加し、ロサンゼルスで発生した山火事の消火活動に尽力した消防団員らを思った。
ロサンゼルスでは1月7日(同8日)から大規模な山火事が発生。同31日(日本時間1日)に鎮火が発表されたが、29人が死亡。米メディアによると少なくとも14人が行方不明となっている。
大谷は同30日(同31日)に甚大な被害を受けたパシフィックパリセーズ地区の消防署を訪問。「焼けてしまった家であったりとか、そういう地域っていうのを回らせてもらいましたし。胸が苦しくなる光景ではあった」と心境を語った。
自宅に被害はなかったが、妊娠中の真美子夫人と避難生活を送った。現在は自宅に戻って生活を再開。「本当に、消防士の方とかもね、何日も(自宅に)帰らずに頑張ってるっていう話も聞かせてもらって、少しでも早く元の生活に皆さんが戻れるように、今は祈ってます」と話した。
同イベントは昨年からチケット制で行われ、2年連続で完売となっているという。本拠地ドジャースタジアムが大規模改修工事中であるため場所は球場の駐車場で、米西部時間午前11時から午後3時30分(日本時間2日午前5時から午前8時30分)に開催される。