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【阪神】デューク?ゴルゴ13?新外国人デュプランティエ、つかみは完璧 3A同僚藤浪から助言も


阪神タイガースの新外国人投手ジョン・デュプランティエが兵庫県西宮市の球団事務所で入団会見を行いました。デュプランティエは米国の名門ライス大学出身で、最速157キロの速球を持ち、先発候補として期待されています。彼はクレバーさと学習意欲を活用し、日本のプロ野球について深く理解を得ていることを強調しました。また、アダム・ジョーンズや元阪神の藤浪、そして阪神のビーズリーからのアドバイスを受け、適応準備を進めています。さらに、デュプランティエはラーメンなどの日本文化にも興味を示し、プライベートの充実も視野に入れています。彼の日本での活躍が期待されます。

ボールを持ってガッツポーズする阪神新外国人ジョン・デュプランティエ(撮影・白石智彦)

阪神の新外国人ジョン・デュプランティエ投手(30=ドジャース3A)が30日までに兵庫県西宮市の球団事務所で入団会見を行った。最速157キロを誇る先発候補。名門大出身のクレバーさも武器で日本のコアな情報をインプット。先発ローテ入りへ期待がふくらむ。また、魔球ナックルを操る中継ぎ右腕ニック・ネルソン投手(29=フィリーズ)も同時に会見した。

   ◇   ◇   ◇

デュプランティエは一瞬で日本メディアの好奇心をくすぐった。阪神カラーのネクタイを締めて会見に登場。「みんなデュープと呼んでくれるよ」と記者に向かってニッコリ。デューク? ゴルゴ13か? と早とちりする記者もいて「つかみ」は完璧だった。

米国屈指の名門ライス大の出身。投球時に装着するゴーグル姿もあいまって、米国時代から周囲にクレバーな印象を与えてきた。初来日の準備も周到だ。

「歴史のある球団に敬意を込めて、どういう選手がいたか、どういう風に勝ってきたか、どんな歴史があったとか学ぶことが必要だと思ったので、勉強してきました」。決してリップサービスではない。メジャー通算19試合に登板経験がある右腕は頭脳をフル回転させて成長してきた。「年を重ねるにつれて、相手の研究が大切と分かった。打者を見てどういうスイングで、どうコンタクトしているのかをしっかり見て、日本でもやりたい」と眼光をキラリとさせた。

“教材”もフルに生かした。オリックスのリーグ優勝に貢献したアダム・ジョーンズには「早く日本でプレーした方がいい」と日本行きを後押しされた。昨年、メッツ傘下3Aで同僚だった元阪神の藤浪からは当時、助言を受けていた。「ブルペンでよく話す機会があった。自分自身を大切にして、試合を楽しむこと、球場の雰囲気を楽しむこと、と教わりました」。

そして阪神で同僚になるビーズリーには来日前から「生」の情報をすでにゲット。「日本の打者のスイングの角度や試合の話のアドバイスをたくさんもらったよ」。ラーメン店のローカル情報までもらい「豚骨が好き。私は味には厳しいけど、いろいろトライしたい」と探求心を刺激されている。プライベートの充実は仕事人には欠かせないミッション。クレバーなスナイパーが活躍への最短距離を狙っている。【柏原誠】

<ジョン・デュプランティエ アラカルト>

◆出身 1994年7月11日生まれ、米デラウェア州出身。

◆球歴 ライス大から16年ドラフト全体89番目でダイヤモンドバックスに指名。

◆メジャー。19年にメジャーデビュー。同年は先発、中継ぎで15試合に登板し初勝利、初セーブも記録。21年にも4試合に先発した。22年以降はメジャー昇格なし。メジャー通算19試合(先発7)、1勝4敗1セーブ、防御率6・70。

◆二刀流 高校ではアメフトのQBとしても活躍。

◆ゴーグル 投球時につけるゴーグルがトレードマーク。日本では元ロッテ小宮山悟や元中日の山井大介が装着していた。

◆カタカナ8文字 阪神に在籍した外国人では、62年のブラウンスタイン、72年のマックファーデンと並ぶ最長タイ。他球団ではDeNAシャッケルフォード、西武スパンジェンバーグの9文字の例がある。

◆変化球 チェンジアップ、スライダー、カーブ、カットボール

◆サイズなど 193センチ、103キロ。右投げ左打ち。

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