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【欧州CL】火災後の試合…マンCが1次L突破 サビーニョ投入でCブリュージュに逆転勝利


マンチェスター・シティは、UEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第8節でクラブ・ブリュージュに3-1で逆転勝利を収めました。この勝利で、シティはプレーオフ進出を決め、順位を25位から22位へと上げました。試合前、会場付近で小規模な火災が発生しましたが、迅速に対処され予定通り試合は行われました。試合では、前半の失点にもかかわらず、後半からの積極的なプレーでサビーニョが流れを引き寄せ、コバチッチの同点ゴール、グバルディオルのクロスからのオウンゴール、さらにサビーニョが追加点を決めて勝利を決定づけました。

マンチェスターC対クラブ・ブリュージュ 勝利を喜ぶマンCのハーランド(中央)ら(ロイター)

<UEFA(欧州)チャンピオンズリーグ:マンチェスターC3-1クラブ・ブリュージュ>◇29日(日本時間30日)◇1次リーグ第8節◇マンチェスター

2季前の王者マンチェスター・シティー(イングランド)は、公式戦20戦負けなしだったクラブ・ブリュージュ(ベルギー)に3-1で逆転勝ちした。勝ち点を11とし、1次リーグ敗退となる25位から22位に順位を上げてプレーオフ進出を決めた。Cブリュージュも同11の24位でプレーオフに進んだ。

試合の約2時間前には会場のエティハド・スタジアムの外にある売店で火災が発生した。英BBCによると、イングランド女子スーパーリーグのマンチェスターCに加入するMF大山愛笑(20=早大)の入団イベントが行われていた。たが、火はすぐに消し止められ、試合は予定通り開催された。

前節のパリ・サンジェルマン(フランス)戦で2点差逆転負けを喫したマンチェスターCは、開始早々に守備の連係ミスからカウンターを食らった。失点はまぬがれたが、グアルディオラ監督は頭を抱えた。その後は落ち着いてパスをつなぎ、敵陣で試合を進めたものの突破口を見つけられず、前半45分に逆襲を受けて失点。右サイドバックで先発したDFマテウス・ヌネスが振り切られ、最後はCブリュージュのMFオニェディカに決められた。

1次リーグ突破には勝利が絶対条件だったマンチェスターC。後半からMFギュンドアンに代えてMFサビーニョを投入して反撃した。ブラジル代表アタッカーは左サイドから仕掛けてCKを立て続けに獲得。後半2分にMFデブルイネのクロスにDFストーンズが頭で合わせたが、わずかに外れた。グアルディオラ監督は頭を抱えたものの、この交代策で徐々に流れを引き寄せた。

すると後半8分、MFコバチッチがドリブルでするすると中央突破し、ペナルティーエリア手前から右足ミドルで同点。同17分にもサビーニョのスルーパスに左サイドを抜け出したDFグバルディオルのクロスが相手のオウンゴールを誘発して逆転に成功した。DFオルドニェスの足に当たってボールはゴールに吸い込まれた。

同32分には「スーパーサブ」のサビーニョが左サイドから抜け出し、ストーンズの対角のパスを巧みな胸トラップから右足でゴールに蹴り込み、決定的な3点目を奪って勝ちきった。

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