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【データが語る】ロングスローJ全カテゴリーで増加の中、昨季J2で唯一ゼロの清水がJ1へ


Jリーグの2024年シーズンで、ロングスローがJ1、J2、J3の全てのカテゴリーで増加する現象が確認されました。特にJ1では、町田ゼルビアがその約49%を占める296回を記録し、話題になっています。町田はJ1昇格後もその戦術を活用し続け、多くのチームがその影響を受けているといわれます。一方で、清水エスパルスはロングスローを全く使用せず、アクチュアルプレーイングタイムを最大限に活用しました。これは彼らがJ1復帰を果たした一因とも考えられます。Jリーグは「FC町田ゼルビアの影響があるのかもしれない」とコメントし、ロングスローの戦術が今後の通商にどのように影響していくのか注目されています。

ロングスローする町田相馬勇紀(2024年9月28日撮影)

Jリーグは2024年シーズンをデータで振り返り、話題となったロングスローがJ1、J2、J3の全カテゴリーで増加したとするリポートを発表した。

J1は年間の試合数が306試合から380試合に増えたとはいえ、23年シーズンの90回から3倍以上となる296回に激増。その約半数の145回がFC町田ゼルビアで、全体の49・0%を占めた。優勝したヴィッセル神戸が10・1%、柏レイソルが9・1%で続いた。

ロングスローを武器とする町田がJ1に昇格したJ2。その数は減っているかと思われたが、逆に444回から611回に増加。年間の試合数が462試合から380試合に減少したにもかかわらず、その数を大きく増やした。

23年と24年をJ2で戦った17チームのうち、15チームが1試合平均で増加。町田の成功例からか、ロングスローを取り入れるチームが増え、Jリーグは「FC町田ゼルビアの影響があるのかもしれない」とした。

そんな中でも、清水エスパルスとV・ファーレン長崎の2チームは減少。清水に限れば、1度もロングスローを使わなかったという。ここで言うロングスローとは「スローインのうち、相手陣ペナルティーエリアの中央(ゴールライン延長線上の四角形)にノーバウンドで到達したスローイン」と定義している。

清水といえば、1993年のJリーグ開幕当初にDF平岡宏章がロングスローの名手として注目を集めたが、昨季は秋葉忠宏監督の下、その戦術を採用することなく、J1復帰を決めた。ボールアウトから再開するまで時間をかけなかったこともあって、アクチュアルプレーイングタイム(実際のプレー時間)はJ2最長の54・7分だった。【石川秀和】(ニッカンスポーツ・コム/サッカーコラム「データが語る」)

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