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新潟第一の水沢海志主将が人命救助で善行表彰 昨年9月に熱中症高齢女性を「自分にできること」


新潟第一高校野球部の主将、水沢海志さん(2年生)は、2023年9月に倒れていた高齢女性を救助し、日本高野連と新潟高野連から善行表彰を受けました。事件は前年9月、学校からの帰宅途中に発生しました。高温の中、女性が駐車場で倒れているのを見た水沢さんは、警察官と協力して女性を救助しました。彼の行動に対し、翌月新潟東警察署から感謝状が贈られ、正義感を称賛されました。「自分にできることをしよう」と決断し、女性の安全を確認した際のエピソードを振り返っています。今後の進路については未定と語りつつ、チームの主将としての責任も果たす姿勢を示しています。

24年9月に高齢女性を救助し、善行表彰された新潟第一・水沢(撮影・小林忠)

新潟第一高の野球部、水沢海志主将(かいし、2年)が28日、日本高野連と、新潟高野連から善行表彰された。

水沢主将は昨年9月11日、秋の新潟大会2回戦を終え、自転車で学校から帰宅する際、新潟市東区にあるアパートの駐車場で倒れている高齢女性に遭遇。当時の気温は午後5時で30度近くあり、「暑くないですか」「水を飲みましたか」と声をかけながら状態を確認。巡回中の警察官と連携して熱中症の症状が見られた女性の体をペットボトルで冷やし、救急車を呼ぶなど人命救助に一役買った。

「最初は疲れているだけかな、と思い通り過ぎたが、気になり戻った。声をかけると、ろれつが回っていない感じがした。自分にできることをしようと思いました」

後日、女性が無事だったことを聞き「ホッとしました」と当時の心境を振り返った。昨年10月31日には新潟東警察署から感謝状を手渡され、正義感ある行動に「是非、警察官に」とラブコールを受けた。「まだ将来のことは決めていませんが、いろいろと考えていきたいです」。富樫信浩監督(63)は「(警察に)連絡して終わらず、その後も残って自分にできることをした。彼らしい」とうなずいた。

主将で4番を打つチームの要。ポジションは捕手を務める。グラウンド内外で広い視野と行動力を見せる水沢主将は「春、夏の大会に向けて自分に足りないところを補いながら、長所を伸ばしていきたい」と話した。

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