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【広島】ハーン代役抑え案に「問題ない」元チームメート新助っ人ファビアンらの橋渡し役にも期待


広島カープのテイラー・ハーン投手が再来日し、2024年シーズンに向け準備を進めています。昨年17ホールドを記録したハーンは、米国での調整を経てマツダスタジアムでの練習に参加。時差ぼけを若干感じつつも、チームの合同自主トレに参加しコンディションを整えています。昨季から期待される勝ちパターン入りに加え、守護神・栗林投手の代役としての役割も期待されています。さらに、日本球界経験者としてチームメートへの橋渡し役も担うことが望まれています。レンジャーズ時代の知り合いであるサンドロ・ファビアン選手の明るい性格と守備力も称賛し、新たに加入した外国人選手たちとの連携強化に力を入れています。

広島ハーン(2024年10月1日撮影)

昨季17ホールドを記録した広島テイラー・ハーン投手(30)が27日、マツダスタジアムに姿を見せた。

前日に再来日し、この日は球場で軽く汗を流した。すでに米国ではブルペンに2度入るなど、キャンプインに向けて調整を進めてきた。やや時差ぼけが残るものの、28日はチームメートがマツダスタジアム隣接の屋内練習場で行っている合同自主トレに参加するなどコンディションを整えていく。

今季も勝ちパターン入りが期待される左腕には“栗林の代役”も期待されている。首脳陣は昨年10月に右ひじクリーニング手術をした守護神の復帰を焦らせたくないため、開幕直後は代役を立てるプランを持っている。候補に挙げられる来日2年目の左腕は「問題ない。昨年も公式戦で抑えを2、3試合やった。自分はどのポジションでもマウンドで変わらずできると思う」と腕ぶす。

今季球団に在籍する外国人選手の中でただ1人の日本球界経験者となる。サンドロ・ファビアン外野手(26=レンジャーズ)とはレンジャーズ時代のチームメートで「性格は非常に明るくていい。守備範囲が広く、本当にいいバッターでもある」と太鼓判を押す。ドミンゲスは初対面も、エレウリス・モンテロ内野手(26=ロッキーズ)とは米大リーグで対戦経験がある。投球だけでなく、新助っ人と日本選手たちとの橋渡し役を担う期待もかかる。【前原淳】

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