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日本球団最高額は山本由伸の70億9000万円、最低額は上沢直之の91万円/ポスティング譲渡金一覧


ナショナルズが中日ドラゴンズからポスティングシステムを通じて、27歳の小笠原慎之介投手と2年契約を結んだことを発表しました。契約総額は350万ドル(約5億4300万円)で、中日に支払われる譲渡金は70万ドル(約1億900万円)です。この譲渡金額は、過去の日本人選手に対するメジャー移籍の際の譲渡金と比較しても低額です。例えば、石井一久のケースでは約14億6500万円がヤクルトに支払われており、山本由伸では約70億9000万円がオリックスに支払われました。この契約は、メジャーリーグにおける日本人投手の市場価値の変化を示す一例です。

ドジャース山本由伸(24年10月撮影)

ナショナルズが24日(日本時間25日)、中日からポスティングシステムでメジャー移籍を目指した小笠原慎之介投手(27)と2年契約を結んだことを発表した。

AP通信によると2年総額350万ドル(約5億4300万円)。中日への譲渡金は70万ドル(約1億900万円)になった。

日本の所属球団に入る譲渡金(12年までは入札額)の一覧は以下の通り(大谷と佐々木はマイナー契約しか結べない25歳未満の外国人選手に該当。円換算は当時のレート)。

   ◇   ◇   ◇

◆02年

石井一久(ヤクルト→ドジャース) 1126万4055ドル(約14億6500万円)

◆03年

大塚晶則(中日→レンジャーズ) 30万ドル(約3300万円)

◆06年

森慎二(西武→デビルレイズ) 100万ドル(約1億2000万円)

松坂大輔(西武→レッドソックス)5111万1111ドル(約60億)

井川慶(阪神→ヤンキース) 2600万194ドル(約30億円)

◆12年

ダルビッシュ有(日本ハム→レンジャーズ) 5170万3411ドル(約38億7800万円)

◆14年

田中将大(楽天→ヤンキース) 2000万ドル(約21億円)

◆16年

前田健太(広島→ドジャース) 2000万ドル(約24億円)

◆17年

大谷翔平(日本ハム→エンゼルス) 2000万ドル(約23億円)

◆18年

牧田和久(西武→パドレス) 50万ドル(約5800万円)

◆19年

菊池雄星(西武→マリナーズ) 1027万5000ドル(約11億3000万円)

山口俊(巨人→ブルージェイズ) 127万ドル(約1億4000万円)

◆20年

有原航平(日本ハム→レンジャーズ) 124万ドル(約1億3000万円)

◆23年

藤浪晋太郎(阪神→アスレチックス) 65万ドル(約8800万円)

山本由伸(オリックス→ドジャース) 5062万5000ドル(約70億9000万円)

◆24年

今永昇太(DeNA→カブス) 982万5000ドル(約14億2000万円)

上沢直之(日本ハム→レイズ) 6250ドル(約91万円)

◆25年

佐々木朗希(ロッテ→ドジャース) 162万5000ドル(約2億5000万ドル)

青柳晃洋(阪神→フィリーズ) 未発表

小笠原慎之介(中日→ナショナルズ) 70万ドル(約1億900万円)

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