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【日本ハム】崖っぷち玉井大翔「後がない。馬車馬のように働く」昨季1軍登板ゼロからはい上がる


日本ハムの玉井大翔投手(32)が沖縄での自主トレで、ブルペンでの本格的な投球練習を再開しました。昨シーズンは腰の故障で1軍登板がなく、このオフからフォーム改良に取り組み、腕の角度を少し下げることで安定性を向上させています。玉井投手は2月8日の紅白戦での実戦デビューを目指し、猛アピールを決意。調整は順調で、「腰の違和感」も克服しつつあると語っています。今季33歳になる玉井投手は、背水の陣で再び1軍に定着する意気込みを示しています。

ブルペンで投球練習する日本ハム玉井(撮影・永野高輔)

沖縄・名護での先乗り自主トレ中の日本ハム玉井大翔投手(32)が25日、沖縄入り後初めてブルペン入りし、捕手を座らせ60球投げた。23年まで3年連続50試合登板も、昨季は4月に腰を痛め1軍登板なし。先乗り自主トレで本格的にブルペン入りするのは「1、2年目のときぐらいか」というハイペース調整。まずは実戦初登板予定の2月8日の紅白戦から猛アピールし、崖っぷちからはい上がる。

   ◇   ◇   ◇

今季で33歳になるベテラン玉井が、背水のシーズンに向けた心意気を示した。シュート、スライダー、フォークなど、ほぼ全球種をまじえ60球。「とにかくもう、上に上がるしかないんで。アピールをしっかりしていきたいと思います。していかなきゃいけない立場なんで。1発目からしっかりと出して行けるように」と、まずは2月8日の紅白戦を見据えた。

沖縄での先乗り自主トレ2日目でブルペン入り。「この時期に、これだけ投げるのは1、2年目のときぐらいかと」。気持ちはルーキーのように熱いが、頭は至ってクールだ。名護入り前は加藤貴と千葉・君津で自主トレ。気温の高い沖縄では初のブルペン入りということを考慮し「温かい中で投げるのは初めてだったので、力みすぎてもよくない。脱力しながら投げることを意識しました」。早めの仕上げをイメージしながらも、しっかり体をならしながら、ギアを上げる。

オフから取り組んで来たフォームのプチ改良も順調だ。腕の角度を少し下げ、エスコンフィールドで何度もブルペンに入り、微調整してきた。「自分の形にはなりつつある。まっすぐも良かったし変化球もある程度いい感じ。(腕を)下げた時は少し腰(の違和感)も残っている感じがあったが、今は自分の中で押し込めている」。腰を気にせず、しっかりボールに力を伝えられるようになった。

昨季はプロ入り8年目で初めて1軍登板ゼロ。「後がない。1軍で少しでも多く投げられるように覚悟を持って1年間やりたい。去年投げられなかった分、今年は馬車馬のように働きたい」。地道に信頼を取り戻し、登板機会をつかみ取る。【永野高輔】

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