レンジャーズからFAとなっている通算216勝右腕マックス・シャーザー(40)が、米フロリダ州のトレーニング施設で公開練習を行い、ドジャースなど複数チームのスカウトが参加したと24日、米誌スポーツ・イラストレーテッドのパット・ラガッツォ記者が伝えた。
同記者はXで「マックス・シャーザーは今週初めにクレッシー・スポーツ・パフォーマンスのプロデーでチームの前で投球を行った。スカウトたちはその様子を気に入ったと聞いている」とリポート。さらに「メッツ、ヤンキース、ドジャース、ブルージェイズ、フィリーズ、ブレーブス、カブス、レッドソックスが参加した」と、少なくとも8球団のスカウトがシャーザーの投球を視察したと伝えた。
シャーザーは08年にダイヤモンドバックスでデビューし、キャリア17年で通算216勝112敗、防御率3・16、歴代11位の2407奪三振。最多勝4度、最多奪三振3度、サイ・ヤング賞3度、オールスター選出8度を誇る。22年はメッツで11勝、23年はメッツとレンジャーズで13勝を挙げたが、昨季は故障の影響で9試合の登板にとどまり、2勝4敗、防御率3・95でシーズンを終えた。