＜第97回選抜高校野球大会：選考委員会＞◇24日
第97回選抜高校野球大会の選考委員会が大阪市内で行われ、近畿地区から6校が選出された。大阪勢の出場はなく、1927年（昭2）の第4回大会以来98年ぶりとなった。
近畿大会を制した東洋大姫路（兵庫1位）に続き、準優勝の智弁和歌山（和歌山1位）、4強の市和歌山（和歌山3位）、天理（奈良1位）が順当に選出。5枠目はベスト8の滋賀学園（滋賀1位）、最後の1枠には同じく8強の滋賀短大付（滋賀2位）が滑り込んだ。
昨夏の甲子園で8強入りの滋賀学園は、近畿大会1回戦、大阪桐蔭（大阪2位）への逆転勝ちが評価された。
滋賀短大付は同大会1回戦で履正社（大阪1位）に4－1で勝利。準々決勝の天理に1－4で敗れた。最終6校目としての選考理由は「粘り強く戦う姿勢と、全員一丸となって1つの勝利をつかもうとする姿勢が高く評価されました。攻撃は多彩な仕掛けで、少ないチャンスでも得点につなげようとする工夫が見られました」と説明された。
大阪勢の出場はなく、1927年（昭2）の第4回大会以来98年ぶり。履正社、大阪桐蔭が同大会初戦で敗退。大阪大高（大阪3位）は8強入りを果たしたが、補欠校の1校目となった。補欠校2校目は立命館宇治（京都1位）。
