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【センバツ】21世紀枠に横浜清陵が選出 強豪ひしめく神奈川で昨秋、公立として唯一の8強入り


横浜清陵高校(神奈川)が21世紀枠で第97回選抜高校野球大会への初出場を果たすことが決まりました。横浜清陵は、強豪が並ぶ神奈川県で、2021年夏に県ベスト8、昨秋の県大会では公立校唯一のベスト8進出を果たしました。準々決勝では、東海大相模に0-5で敗北しましたが、その粘り強さが評価されました。チームは選手主体で運営され、指導する野原慎太郎監督は自身も東海大相模で全国優勝経験を持ちます。公立校としての意地を全国の舞台に示す準備が整っています。

横浜清陵(2024年12月撮影)

<第97回選抜高校野球:選考委員会>◇24日

来春の第97回選抜高校野球大会(25年3月18日開幕、甲子園)の21世紀枠に横浜清陵(神奈川)が選ばれ春夏を通じ初めての甲子園出場を決めた。01年に開始された同枠に神奈川県の高校が選ばれるのは初めてのことだ。

強豪ひしめく神奈川で、21年夏は県8強。昨秋の県大会では4回戦で三浦学苑を破り公立高校で唯一の8強入り。準々決勝では夏の甲子園で8強入りした東海大相模に0-5で敗れたが、粘り強く戦ったことが、評価された。

学校は近隣に横浜市みなとみらい地区の横浜ランドマークタワーが見える環境の中、練習メニュー、メンバー選びなど、選手主体でチームを運営し、力をつけてきた。

野原慎太郎監督(42)は、00年春、東海大相模で全国優勝したメンバー。横浜国大に進学後、公立校の教師を目指し、地道にチームを作りあげてきた。公立の意地とプライドで、全国の舞台で新風を巻き起こす。

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