楽天辰己涼介外野手(28)が24日、仙台市内の球団事務所で12球団の大トリとなる契約更改交渉に臨んだ。詳細な金額は非公表となったが、昨季年俸の8000万円から増額し、1億円を突破したとみられる。
昨季は全143試合に出場し、打率2割9分4厘、7本塁打、58打点、20盗塁の好成績を残した。158安打を放ち、自身初の打撃タイトルとなる最多安打を獲得。ゴールデングラブ賞は4年連続4度目、ベストナインは初受賞となった。昨秋には侍ジャパンに初選出され、準優勝したプレミア12で主力としてプレーした。
今季は二刀流を熱望し、「二刀流でチームの優勝に貢献する。ただそれだけです」と語った。オフの自主トレも「ほとんどバッティング練習をせずに、ピッチング練習をしてました」と投手に専念した。
今季中に国内FA権を取得予定で、かねてメジャー挑戦の意向も明かしている。去就については「未来のことは考えてないので。今年はマジで優勝したいなと思います。(国内FA権行使は)サプライズがあるかもしれないし。言えないです。僕の契約なので」と詳細は金額を含めてすべて伏せた。(金額は推定)