楽天辰己涼介外野手(28)が24日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉を行った。上下グレーのシンプルなスーツで12球団の大トリとして登場した辰己は「サインしました。(球団とは)来年も頑張りましょう」と話した。
昨季は全143試合に出場し、打率2割9分4厘、7本塁打、58打点、20盗塁の好成績を残した。158安打を放ち、自身初の打撃タイトルとなる最多安打を獲得。ゴールデングラブ賞は4年連続4度目、ベストナインは初受賞となった。昨秋には侍ジャパンに初選出され、準優勝したプレミア12で主力としてプレーした。
来オフのメジャー挑戦の可能性について問われると「未来のことは特に考えてないので、ひとまず今年はマジで優勝したい」と語った。
シーズン終了後も「辰己劇場」で盛り上げてきた。昨年11月のNPBアワードでは早着替えを行い、ちょんまげ、切り裂きジャック、甲冑(かっちゅう)の「三変化」。ゴールデングラブ賞の表彰式では顔面と髪の毛を含めた全身金ピカコーデで周囲の度肝を抜いた。