アルビレックス新潟が23日、本拠地のデンカSでオーストラリア代表DFジェイソン・カトー・ゲリア(31)の加入内定会見を行った。
会見前日の22日、真夏のオーストラリアから真冬の新潟に到着。「とっても寒いね」と笑ったが、昨季、59失点と崩壊した守備再構築に向けて「DFラインの構築、強固な守備で貢献することが重要なポイント。さまざまなシチュエーションに対し、私の経験を生かして手助けしたい」と意気込んだ。
フルネームにある「カトー」については、「僕自身は日本と関係はなくて。日本に来てから(名字に)『加藤』があると聞いて一緒だと気づいた。ルーツのウガンダではノーマルな名字」と笑って説明した。
18~20年に在籍した千葉時代から日本食は大好物。「焼き肉、すし、みそ汁。どこの国にもない素晴らしいものがたくさんある」とはじけるようなスマイルを見せ、会見の最後には「アイシテルニイガタ!」と日本語で新潟サポーターにメッセージを送った。
◆ジェイソン・カトー・ゲリア 1993年5月10日生まれ、オーストラリア出身。メルボルン・ビクトリーFC(オーストラリア)-J2千葉-パース・グローリーFC(オーストラリア)-メルボルン・ビクトリーFC-新潟。U-20からオーストラリア代表。183センチ、78キロ。背番号2。