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佐々木朗希、早期メジャー挑戦の裏に右肘の故障「あと2年待てばという声も多く聞きますけど」


佐々木朗希投手がドジャースへ入団し、23歳でのメジャー挑戦の理由を語った。彼は25歳ルールにより限定的な契約しかできない状況下、6500万ドルの契約を結び、今回の移籍が彼にとって価値ある判断と述べた。プロ1年目の故障経験が今回の決断に影響を与え、メジャーでの2年間が重要だと考えたという。入団会見での佐々木の挨拶では、多様な意見を受け止め、前へ進む決意を表明した。彼は自身の可能性を信じ、メジャーリーグでのキャリアに挑む意気込みを示した。

ドジャース入団会見を行った佐々木朗希

ドジャースへの入団が決まった佐々木朗希投手(23)が22日(日本時間23日)、本拠地ドジャースタジアムで入団会見に臨み、早期メジャー挑戦の真意を語った。

佐々木は23歳でメジャー挑戦を決断。25歳未満かプロ6年未満の海外選手はマイナー契約しか結ぶことのできない「25歳ルール」が存在する。契約金は今年の国際FAで最高額の6500万ドル(約10億100万円)で、ロッテへの譲渡金は25%の2億5000万円程度とみられる。昨オフにポスティングシステムでドジャースと12年契約を結んだ山本由伸投手(26)は、オリックスへ約70億9000万円の譲渡金が入った。

23歳での挑戦について佐々木は、プロ1年目の右肘の故障が要因のひとつとしている。「あと2年待てば、という声も多く聞きますけど。その2年をどういった状態で迎えられるか、もちろん保証はないですし、お金だったりそういったものよりも、この2年間を(メジャーで)過ごす時間の方が僕にとって価値のあるものだと、そういう風に判断しました」と、メジャー挑戦への思いを語った。

早期メジャー移籍の賛否の声も受け止めていた。冒頭あいさつでは「いろいろな意見があるのは重々承知しています。ただ、ここに来ると決めた以上、今は自分が出した結論がベストだと信じて、自分の定めた目標を信じて、自分の可能性を信じてくれる人たちのために前に進んでいきたいと思います」と決意を語った。

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