オリックスの宮内義彦シニア・チェアマンが22日、米国の野球殿堂入りを果たしたイチロー氏(51=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)に祝福のコメントを送った。前球団オーナーとして、イチロー氏とは深い関わりがある。
「イチロー氏がアメリカ野球殿堂入りの栄誉に輝かれましたことを心からお祝い申し上げます。日本人として初めてとなる殿堂入りは、イチロー氏がアメリカ野球界においていかに傑出した存在であったかを示す快挙です。思い起こせば、入団時の春季キャンプで初めて新人として紹介されたときの若々しい姿が脳裏に浮かびます。細身の体から芯でとらえた打球を次々と放っていたことが強く印象として残っています。
日本で才能を開花しアメリカでその実力を比類なきまでに発揮されたイチロー氏の長年にわたるご努力とその実績に対し、惜しみない賛辞をお贈りするとともに深い敬意を表します。これからも野球界の発展のため、ますますのご活躍を期待しています」