西武は21日、西口文也監督(52)ら首脳陣による“出陣会見”を行った。
昨季までファーム監督を務めていた西口監督の昇格に伴い、2軍ヘッドだった小関竜也氏(48)がファーム監督に就任する。
技術や基礎体力の向上とともに「プロ野球選手として、ライオンズの選手として、高いプロ意識を求めていきたいと思います」とし「もう1度強いライオンズを取り戻す、そういう基盤になる組織を作っていきたいと思います」と抱負を口にした。
ファームの野手部門については打撃、守備、走塁など細分化せず、全担当コーチの肩書を「野手コーチ」に刷新。広池球団本部長は「それぞれの持つ引き出しを全て余すことなく発揮していただくように」と説明する。
その中の1人、昨季までオリックスで指導した辻竜太郎2軍野手コーチ(48)は「まだまだやることはあると思います。同じアウトでもいいアウトになって、打線をつないでいくということを中心に考えています」と若獅子育成への思いを口にした。【金子真仁】