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【阪神】ドラ4町田隼乙が三笘薫ら指導の谷川聡氏から学び「盗塁も頑張る」捕手“10-10”へ


阪神のドラフト4位、町田隼乙捕手が打って走れる捕手を目指し、110メートル障害の元日本記録保持者谷川聡氏から走り方の指導を受けた。町田選手は今後、球団初の「2桁本塁打&2桁盗塁」の捕手を目標に掲げ、トレーニングに励んでいる。谷川氏は、町田選手のような長身選手には走る資質に伸びしろがあると語り、町田選手自身も50メートル走のタイムを改善しようと意気込んでいる。昨年BC・埼玉では5本塁打と2盗塁を記録し、今後の飛躍が期待される。

ゴムチューブを使って走り方の講習を受ける町田(撮影・加藤哉)

阪神ドラフト4位の町田隼乙捕手(21=BC・埼玉)が打って走れる捕手を目指す。

18日、昨年に続き110メートル障害の元日本記録保持者の谷川聡氏(52)が、鳴尾浜で新人ら若手選手を指導。極意を学んだ新人は、1999年(平11)の古田敦也(ヤクルト、13本塁打、10盗塁)を最後に出ていない、球団でも初となる捕手の「2桁本塁打&2桁盗塁」を近い将来のターゲットに定めた。

「今日のことを自分でやっていって、もっと動ける、走れるようにしたい」

約1時間15分。サッカー日本代表MF三笘薫(27=ブライトン)らも指導した筑波大准教授の青空教室で学び、走る手応えを深めた。ゴムチューブで下に引っ張られたり、プレー中の動き意識で横向きに走るなどトレーニングは多種多様。谷川氏によると、長身選手は走れる資質に伸びしろがあるとのことで、身長186センチの町田も目を輝かせた。

50メートル走は約6秒2で目標は「6秒ちょうど」。昨年のBC・埼玉では5発&2盗塁だったが「(足は)武器になる。いつでも行けるように」と意気込んだ。23年のリーグ戦で8本塁打を放ち、独立リーグ選抜の一員として参加した宮崎でのフェニックスリーグでは阪神青柳から1発を放ったパワーも持ち味だ。谷川氏の指導について「体の使い方などバッティングでも使える部分が多い」と感謝。捕手“10-10”へ。「1年間出られるようになって、盗塁も頑張りたい」と力を込めた。【塚本光】

◆町田隼乙(まちだ・はやと)2003年(平15)4月3日生まれ、神奈川県出身。光明学園相模原では甲子園出場なし。BC・埼玉を経て、昨年ドラフト4位で阪神入団。広角に打つことのできるパワーと技術が売り物。23年から2年連続で、阪神2軍具志川キャンプでブルペン捕手のアルバイトをしていた。契約金4000万円、年俸750万円(金額は推定)。186センチ、88キロ。右投げ右打ち。

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