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ロッテへの譲渡金2億5000万円程度か ドジャース入り佐々木朗希の契約金10億円と米報道 


ロッテの佐々木朗希投手が、ポスティングシステムを利用してメジャーリーグのロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結んだ。契約金は650万ドル(約10億100万円)で、国際アマチュアFA枠による最高額の契約となった。これまでは、ドミニカ共和国のエリアン・ペニャが500万ドル契約で最高額だったが、佐々木がこれを上回った。ロッテへの譲渡金は約2億5000万円とみられている。ポスティングシステムによる譲渡金の割合は契約の性質によって異なり、マイナー契約の場合は契約金の25%が日本球団に支払われる。この契約は国際FA選手の市場で注目されており、佐々木の移籍は今後のキャリアに重要な影響を与える。

ロッテ佐々木朗希(2024年10月14日撮影)

ロッテからポスティングシステムでメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手(23)が17日(日本時間18日)、自身のインスタグラムでドジャースに入団することを決めたと発表した。

ドジャースの帽子の写真とともに「ロサンゼルスドジャースとマイナー契約を結ばせていただくことになりました」と投稿した。

ロサンゼルス・タイムズ誌のジャック・ハリス記者によると、契約金は650万ドル(約10億100万円)になるという。

佐々木は25歳未満の国際アマチュアFA枠でマイナー契約しか結べない。15日に解禁された国際FA選手でここまで最高額の契約を結んだのはメッツと合意したドミニカ共和国のエリアン・ペニャ内野手で500万ドル(約7億7500万円)。佐々木はこれを抜き、今年の国際FA選手の最高額での契約となった。

ロッテへの譲渡金はマイナー契約の際は契約金の25%で、2億5000万円程度とみられる。昨季オリックスからポスティングシステムでドジャース入りし、12年契約を結んだ山本由伸投手(26)は、オリックスに約70億9000万円の譲渡金が入っていた。

◆ポスティングシステム 日本プロ野球から海外FA権を取得する前に米大リーグに移籍する制度。日本球団への譲渡金は選手が契約で保証される額により変動する。マイナー契約での譲渡金は契約金の25%。メジャー契約の場合、保証額のうち2500万ドルまでの部分の20%、2500万ドルを超えて5000万ドルまでの部分の17・5%、5000万ドルを超えた額の15%の合計となる。契約期間内に獲得した出来高払いの額からは15%が追加で支払われる。申請期間は12月1日から15日までで、交渉期間は45日間。

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