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【新潟】宮本英治「スプリント発揮」オフに那須大亮氏のYouTubeで自主トレ密着取材受ける


アルビレックス新潟のMF宮本英治選手(26)は、25年シーズンへ向けて宮崎でキャンプを実施中で、自身の意欲とチームへの貢献を誓っている。宮本は「もう若手ではない」と自覚し、チームを内外で牽引する決意を示した。昨年を超えるパフォーマンスを目指し、信頼関係を築くことを個人テーマに設定している。キャンプ中も新加入選手との連携を楽しみつつ、筋トレに励んでいる。また、オフシーズンには秋本真吾スプリントコーチからランニングフォームを学び、技術向上に努めた。この自主トレの様子は那須大亮氏のYouTubeでも取り上げられた。新たなスプリント技術とリーダーシップを駆使し、樹森大介新監督の下でチームを「新潟史上最高」の順位へ導くことを目指している。

トラップする宮本(手前)(撮影・小林忠)

アルビレックス新潟が16日、宮崎・西都市でキャンプ4日目の練習を行った。25年シーズンの契約更新第1号、MF宮本英治(26)は「もう若手ではないので、今年はピッチ内外でチームを引っ張っていく」と加入2年目の決意を示す。

キャンプの個人テーマは2つ。

<1>昨季の最終戦よりうまくなる。「調整ではなく強化合宿だと思っている。昨年を超えた状態で開幕戦を迎えたい」

<2>新スタッフ・新加入選手と信頼関係を築く。「プレースタイル、互いの考えをすり合わせる」

ここまでハードな2部練習が続くが「新顔を含めてみんなとボールを蹴れることが楽しい」と涼しい顔で動き回り、午前練習後には移動バスに乗り込む直前まで筋トレに励む。

オフには23年までいわきFCで指導を受けた秋本真吾スプリントコーチ(42)のもとランニングフォームを見直し、その自主トレは04年アテネ五輪主将の那須大亮氏(43)のYouTubeチャンネルで公開された。「力まなくても速く走れる方法など。自分で気づけないこともあるのでいい機会になった」。取り戻したスプリント技術と芽生え始めたリーダーシップを発揮し、樹森大介新監督(47)が掲げる「新潟史上最高」の順位に導く。【小林忠】

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