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【阪神】糸原健斗「もともと苦手意識ない」今季も左腕撃ちへ意欲 18年は対左打率.286


阪神タイガースの糸原健斗内野手(32)は、左投手を苦にしない打撃技術を披露し注目を集めています。彼は左投手と対戦する際に打撃フォームを微調整し、左サイドからの球を見やすくするために身体を開き気味に構えることを意識しているといいます。さらに、バッティング時には体が開きすぎないように意識することで対左投手への高い適応力を示しています。昨シーズンも試合の重要な場面で左投手からヒットを放つことが多く、その成績は証拠となっています。デビュー以来、糸原は右投手と左投手双方でほぼ同じ打率を記録しています。この適応力が新監督の藤川の下でさらなる出場機会の増加に繋がると期待されています。糸原は国内FAを行使せず阪神に留まり、今季も甲子園でのパフォーマンスに意欲を燃やしています。

阪神糸原健斗(2024年9月29日撮影)

左の代打の切り札は、左投手も苦にしない! 阪神糸原健斗内野手(32)が、今季も左腕撃ちへ意欲を見せた。

対戦が少ないながら、昨季は勝負どころで5打数2安打。「もともと苦手意識はないです」と話す。その秘訣(ひけつ)は、左腕相手に変える打撃フォームだ。

「左投手と対戦する時は開き気味に、見やすいように、というのは意識しています」。あえて体を開き気味に構えることで、背中側から来るボールを見やすくし、打つ時は体の開きを抑えられるメリットがある。「踏み込む時にはしっかりと開かないように行くので、左投手の方がより意識できるんです。開きを抑えられるというか」。初めて全試合出場した18年は、右投手相手の打率2割8分7厘に対し、左投手にも打率2割8分6厘ともともと苦にしていない。

データを重視する藤川新監督のもとでは、出場試合増へ追い風となるはず。「苦手意識はない方が絶対にいいと思います」ときっぱり。国内FA権を行使せず残留を決め、この日は甲子園で1人黙々と練習。今季も左キラーぶりを発揮する。【磯綾乃】

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