中日ドラフト1位金丸夢斗投手(21=関大)が、順調なスタートを切った。
ナゴヤ球場で11日に始まった新人合同自主トレの第1クールが、13日に終了。金丸は腰痛明けのため一部別メニューとなったが、キャッチボールやノックなどで汗を流し、予定通りのメニューを消化。「めちゃくちゃ順調です。体もいい張りだと思います。体幹部分もしっかり鍛えている。心配は今のところ、ないです」と笑顔で振り返った。
キャッチボールの間隔は徐々に広がり、強度も自然に上がっていく。キャンプ1軍スタートの可能性も出てきた4球団競合左腕は、昨年5月に発症した腰の骨挫傷の不安から日々、遠ざかっていることを強調した。
初の休日は散髪以外は静養に充てる予定で、15日からの第2クールを見据える。「いい形でキャンプに入っていけるように体力アップしていきたい」。スーパールーキーは体と対話を重ねながら、着実に課題を消化していく。