ロッテからポスティングシステムでメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手(23)の交渉期限が近づき、米国でも注目が高まってきた。米専門テレビ局MLBネットワークは12日(日本時間13日)、公式SNSで「ロウキ・ササキの争奪戦に勝つのはどの球団か」と投稿。佐々木を最も必要としているチームを選手層などから順位を付け、1位パドレス、2位ジャイアンツ、3位カブスとし、移籍先の有力候補とされているドジャースは候補7球団中7位とした。米テレビ局ABCサンディエゴのリポーターを務めるマリエ・コロネルさんはX(旧ツイッター)に「野球界にとって大きな週に入った。ササキはどこへ」と投稿した。
佐々木の交渉期限は米東部時間23日午後5時(日本時間24日午前7時)。ただし米専門誌ベースボール・アメリカ電子版が事情通の話として伝えたところによると、佐々木獲得を目指す球団は、割り当てられたボーナス枠のほぼ全額を佐々木に提示するとみられているという。そのため「海外FAとの契約が解禁される15日にすぐ中南米選手と契約を決めない球団は、ササキ獲得のチャンスが残っているとみていい」と指摘している。